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帽子を収納・保管・お手入れする方法

帽子を収納・保管・お手入れする方法

帽子にはキャップ・ニット帽・ハット・ハンチングなど、様々な形状や素材のアイテムが存在します。

毎日使用したり、休日だけ使用したりと人によっても使用頻度は様々だと思いますが、アイテムによってはしっかりと収納や保管をしないと型崩れを起こしたり、折り目がついてしまう場合があるので、各アイテムの特徴をしっかりと理解して収納&保管することがとても大切です。

このページでは、キラメックアパレルのオリジナル帽子製作でも人気の高い、キャップ・ニット・ハット系のアイテムの収納・保管方法を中心にご紹介します。

目次
収納・保管を想定する帽子の種類
帽子の収納方法
帽子のお手入れ
まとめ

収納・保管を想定する帽子の種類

様々な帽子が並んでいるイメージ画像

キャップ系

日よけとしてはもちろん、老若男女が着用できるおしゃれアイテムとしても活躍する、つば付きキャップ。カラーなどの種類のバリエーションも豊富な人気の定番アイテムです。

ハット系

夏ファッションの定番、麦わら帽子でもお馴染のハットは、帽子の周囲をぐるりとツバが囲っているため、キャップと比較しても日除け効果が高いとされています。

ニット系

ニット帽子(ニットキャップ)は、毛糸を編み込んで作られた帽子の総称で、ワッチキャップ、ビーニーなどとも呼ばれています。以前はニットといえば冬用アイテムでしたが、近年はコットンや麻などの素材を使用した春夏用のサマーニットも人気です。


帽子の収納方法

一部の素材や形状を除いて、帽子を収納・保管する際には基本的に型崩れしないように心掛けることがとても大切です。

特別に手間や時間をかけなくても、工夫次第で様々な方法で収納&管理をすることが可能です。

ちなみに、洗濯バサミのような、ステンレスピンチやステンレスクリップを使って、帽子をつまむように挟んで収納する方法も紹介されることも多いですが、積極的にはオススメできません。

帽子の生地・資材、ピンやクリップの材質にもよりますが、毎日長い時間帽子を挟んでいると跡がついて取れなくなったり、破れや傷みの原因になってしまうからです。

帽子を挟む収納・保管方法以外にも手段は無数にあるので、遊び感覚で色々と試して、あなたにピッタリな収納・保管方法を見つけてください。

S字フック

S字フックに帽子を引っ掛けているイメージ画像

100円ショップなどで手軽に購入できるS字フックは帽子の収納・保管にも便利です。

フックのサイズも豊富で、ちょっとしたバーやパネルに引っ掛けてお気に入りの帽子を飾る感覚で保管&収納することができます。

ポールハンガー

ポールハンガーにハットとニット帽がかかっているイメージ画像

細長い木製やプラスチック製のポールに、衣類などを掛けられるフックが付いているのが特徴。

スリムで細長いため、タンスや棚が置けない玄関や部屋のデッドスペースなどに設置することが可能です。

帽子類の他にもカバン・ジャケット・マフラーなども掛けられるのでとても便利です。

帽子ハンガー

帽子ハンガーにキャップが掛かっているイメージ画像

100円ショップなどで手に入る帽子ハンガーは、種類を問わず様々な帽子を掛けることができます。

ハンガーの下にどんどん連結できる商品も多く、帽子以外にもマフラーなどのちょっとした小物を掛けることもできます。

お気に入りの帽子を、魅せる収納としてスッキリとおしゃれに保管できます。

帽子スタンド(ハットスタンド)

帽子スタンド(ハットスタンド)を使ってディスプレイされたハットタイプの帽子のイメージ画像

アパレルショップなどで、帽子をディスプレイする際に使われることも多い、帽子専用のスタンド。

帽子の種類を問わず、型崩れを最小限に抑え、より美しく帽子を保管・展示したい方には特にオススメです。

ウォールシェルフ(ウォールフック)

ウォールシェルフ(ウォールフック)のイメージ画像

ウォールシェルフやウォールフックを活用すれば、帽子をおしゃれに飾る感覚で保管することができるうえ、空間も有効活用できます。

100円ショップなどでも、手軽でおしゃれなウォールシェルフを手に入れることが可能です。

ウォールポケット

ウォールポケットのイメージイラスト

折り畳んでも跡がついたり、型崩れがおきにくいキャップ類やニット帽の収納にはウォールポケットもオススメです。

壁に掛けるだけで手軽に設置できて、小物類の整理にもとても便利です。省スペースで空間を有効活用できます。

かご・バスケット

複数のカゴやバスケットが並んでいるイメージ画像

キャップやニット帽などの型崩れしにくく畳める帽子は、かごやバスケットに収納することも可能です。

尚、キャップを収納する際は、つばの向きをそろえて、キャップの後ろ部分を、ツバ側の前方に押し入れるイメージで畳むと型崩れが少なくコンパクトに収納することができます。

吊り下げ収納ラック

クローゼットなどのポールに吊るせる収納アイテムで、2段以上で棚型になっている商品が多い。

帽子類の他にも衣類・タオル・バッグなども収納できて、限られたクローゼットのスペースを有効活用できます。ホームセンターや100円ショップでも手軽に購入することが可能です。

ハットボックス(帽子収納ボックス)

ハットなどの型崩れがしやすいアイテムもそのまま収納できる、帽子収納にぴったりなサイズに円筒形の箱。

フタがついているので、帽子にホコリが溜まらずに保管することができます。持ち手がついて、持ち運びに便利なアイテムも人気です。


帽子のお手入れ

ハット用ブラシのイメージ画像

帽子は一部の素材や形状を除いて、基本的にはお洗濯することができません。

しかし、お洗濯ができない帽子でもしっかりとお手入れをすれば、長い期間快適に着用することができます。

まずは帽子についている洗濯表示タグをしっかりと確認して、表示内容に沿って各アイテムに合ったお手入れをしてください。特に季節モノのアイテムは長期保管前に入念にお手入れすることをオススメします。

もし、帽子をどのようにお洗濯すれば良いか自身で判断できない場合は、クリーニング店などのプロに相談してみるのも一つの方法です。

お洗濯できない帽子

お洗濯できない帽子を長く大切に使うためには、日々のお手入れがとても重要です。

帽子に付いている洗濯表示タグを確認したうえで、できそうなお手入れがあれば実施してみてください。

■お洗濯できない帽子のお手入れ方法

  • 頭部やおでこに直接接する帽子裏側のすべり部分には、あらかじめライナーテープを貼り付けておくことがオススメ。額の汗を吸収してキャップの劣化を軽減したり、ファンデーションの付着も防いでくれるので、お手入れがしやすくなります。
  • 柔らかい馬毛を植毛したハット用ブラシなどで、帽子の表面を丁寧にブラッシングしてホコリやゴミなどの汚れを落とす。
  • おでこや頭部に直接接する、スベリ部分は、固く絞った濡れタオルやウエットティッシュで叩くように拭く。汚れが取れない場合は、中性洗剤を10~20倍程度に薄めた水を硬く絞ったタオルで叩くように拭くと汚れが落ちる場合があります。
  • 使用方法をしっかりと守り、抗菌・防水スプレーなども上手に活用する。
  • ハットを長期保管する場合は、クラウン(頭部を覆う部分)の内側に紙や新聞紙を詰めて、厚紙などでクラウン部を覆い、型崩れしないようにツバの部分を上にして、箱に入れて保管。箱内には乾燥剤を入れるとより効果的です。
  • 革製の帽子は、ブラッシングして表面のホコリやゴミを取り、革表面の汚れは消しゴムやぬるま湯の石鹸水を使って落とす。革に艶がないと感じた場合は革用のクリームで保湿をして感想を防ぎましょう。
  • フェルト素材の帽子はホコリがつきやすく、お手入れせず放置すると毛にホコリが絡まり取れなくなるので、日頃からこまめにブラッシングする。ブラッシングの際は、帽子を真上から見て反時計回りに行います。ただし、毛並みが寝ているようなら、毛並みを起こすように時計回りにブラッシングした後、反時計回りにブラッシングをして毛並みを整えます。
  • ニット帽にできた毛玉を取る際は、毛玉取り機またはブラシを使用する。毛玉取り機を使う場合はニット帽を手のひらに載せて、ブラッシングの場合はテーブルに置いて作業するのがオススメ。ブラッシングは毛並みに沿って、ニット帽が傷まないように、なでるようにやさしく毛玉を取るのがポイントです。また、毛玉はハサミで切り取る場合は生地を切らないように気を付けましょう。毛玉の発生をできるだけ抑えたいという方は、同じニット帽を連続して着用せず、休ませるのも効果的です。

お洗濯可能な帽子

帽子に付いている洗濯表示タグを確認したうえで、洗濯可能であれば表示に従って以下の点にも注意をしながらお洗濯をすることを推奨します。

尚、お洗濯可能な帽子はキャップタイプが多く、以下でご紹介する注意点は主にキャップタイプの帽子を想定しております。

■帽子をお洗濯する際の注意点

  • 帽子に付いている洗濯表示タグを確認して、お洗濯が可能であるということを再度確認。
  • 帽子はデリケートなアイテムなので、できるだけ手洗いをするのがオススメ。
  • お洗濯する前にリボンやワッペンなどの装飾品は先に外しておく。
  • 手洗いする際は洗面器に30度程度のぬるま湯を張り、中性洗剤を入れてよく混ぜ合わせる。優しく押し洗いした後、2~3回水を変えながら押し洗いして洗剤を落とす。
  • 水洗いした帽子は、タオルで包みこみ水分を拭き取ってから直射日光が当たらない風通しの良い場所で干す。
  • 帽子を陰干しする際は型崩れを防止するために、帽子サイズに合わせてタオルや新聞紙を詰めて干す。
  • 洗濯バサミは帽子が変形する原因になるため使用しない。
  • 頑固な汚れには市販のベンジン(原油から精製された透明の液体)をタオルにつけて汚れ部分をたたき、水濡れタオルで拭き取った後、十分に陰干しする。
  • 洗濯機使用OKの帽子をお洗濯する際は、型崩れを防ぐために帽子の内側にタオルをつめて洗濯ネットに入れてから洗う。洗濯コースは「手洗い」「おしゃれ着洗い」「ドライ」などを選び、脱水時間は短めにする。
  • 色落ちや色移りを防ぐために、他の洗濯物とは分けて洗うようにする。

まとめ

キャップ・ニット帽・ハンチング帽など複数の帽子が壁に掛かっているイメージ画像

せっかく作ったオリジナル帽子だから、できれば長く大切に使いたいという想いは、きっと誰もが抱いているはずです。

このような想いを叶えるためには、日々のお手入れが大切だということが少しでも伝わったのであれば本望です。

キラメックアパレルでは、人気のキャップやニット帽をはじめ、ユニフォームや物販用など、様々な用途のオリジナル帽子製作を承っております。

オリジナルの帽子を作ってみたいけどよく分からないというあなたもまずはお気軽にお問い合わせください。

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