ポロシャツのインナーは着るべき?
ポロシャツは気軽に着用できて、動きやすいうえに襟も付いているので、ビジネスシーンでも活躍するとても便利なウェアです。
特に夏場などの気温が高い季節には登場する機会も増えてくるポロシャツですが、着用する際にインナー(肌着)を着るか着ないかで迷う方は実は結構多いのではないでしょうか?
結論から申し上げますと、ポロシャツの下にインナーを着るか否かでいうと「着る」のが断然オススメです。
このページではポロシャツの下にインナーを着るメリット・着用するべき理由をご紹介しようと思います。
ポロシャツの下にインナーを着た方がいい理由
ポロシャツの下にインナーを着るべきかどうかは、個人の自由の範囲ともいえます。しかし、インナーを着ることで、以下のように様々なメリットがあります。
これまではインナーを着用する習慣がなかったという方も、一読してもらえればと思います。
メリット1:汗を吸収して汗ジミが目立たない
ポロシャツの下にインナーを着ると、インナーが汗を吸収してくれます。真夏の屋外や蒸し暑い満員電車などで、汗を大量にかいてもインナーが吸収してくれるので、ポロシャツの生地へ汗が浸透することを防いでくれるのです。
ポロシャツを1枚で着用して大量に汗をかくと、特に胸・背中・脇などの汗をかけやすい部分に広範囲で汗ジミができてしまう場合があります。そうなってしまうと見た目が美しくなく、清潔感も損なってしまいます。
清潔感があって爽やかなイメージのポロシャツスタイルを最大限に活かすためにもインナーの着用を強くオススメします。
メリット2:透け防止・体のラインを目立ちにくくする
特に男性の方には注目してもらえればと思うのですが、オフホワイトや淡く薄い色のポロシャツを一枚で着用すると、体のラインが目立ち、ボディや乳首が透けて見えてしまう場合があります。この現象は汗をかいたり雨に濡れた場合にポロシャツが体にはりつくと、より顕著に現れます。
インナーをポロシャツの下に着用すれば、体のラインが目立ちにくくなり、ボディの透け防止にも効果的です。ただ、インナーが極端に薄手だと効果が弱まってしまうので、ある程度厚手のインナーを選ぶことをオススメします。
プライベートならまだしも、ビジネスウェアとしてポロシャツを着用する場合には、相手に不快感を与えないように配慮することは最低限のマナーだということを心得ておくことはとても大切です。
メリット3:ポロシャツを保護する
ポロシャツを長く大切に着用できるように保護するという意味でもインナーの着用は効果的です。
体から発生する汗や皮脂の成分をインナーが吸収してくれるので、汚れが直接ポロシャツへ付着するのを防ぎ、ポロシャツを長期間良いコンディションでキープすることができます。特に汗をかきやすい夏にはより効果的です。
ポロシャツのインナー選びのポイント
ポイント1:素材
インナーの素材選びはとても大切です。通気性が良く肌にも優しい綿素材や、速乾性の高いポリエステル素材、肌にぴったりフィットして弾力性があるナイロン素材など、素材の種類によって、特徴や発揮する効果も異なります。着用するシーンに合った機能を備えたアイテムを選ぶことでより快適にポロシャツスタイルを楽しむことができます。特に大量に汗をかく夏場には、汗をしっかりと吸収して比較的乾きも早い素材を選ぶことを推奨します。
ポイント2:サイズ
インナーのサイズを選ぶ際は、体にしっかりフィットするぴったりサイズを選ぶことを推奨します。体にしっかりとフィットしていれば汗をかいてもしっかりと吸収してくれます。ただし、脇や襟元がきついと着心地が悪くなってしまうので、注意が必要です。
ポイント3:色
ポロシャツのインナーに適した色は、着用するポロシャツの色によっても異なります。以下に代表的なインナーのカラーとその特徴についてご紹介します。尚、ポロシャツのインナーを選ぶ際に、着用するポロシャツの色や、身に付けている小物の色とマッチするカラーをセレクトすることで、ワンランク上のおしゃれを楽しむことができます。
■白
インナーの定番カラーで比較的何色のポロシャツにも合います。ただ、白いポロシャツの下に着用した場合、肌の色やシャツの生地素材の厚みによって、透けてしまう場合がありますので、インナーと着用するポロシャツの特徴をしっかりと確認するようにすることを推奨します。
■黒・グレー
黒・グレーのインナーはボディの透けが起こりにくく、比較的汗染みも目立ちにくいといわれています。ただ、白いポロシャツを着用する際は、インナーがポロシャツから透ける可能性があるため、やや不向きとされています。
■ベージュ
地味なイメージが拭いきれないベージュのインナーですが、ボディや乳首も透けにくく、白色・模様入りなど、どんな色のポロシャツにも合わせやすいので、実はかなりオススメです。
ポイント4:形状(デザイン)
同じインナーのシャツでもポロシャツとYシャツでは適した形状(デザイン)は異なります。
また、ポロシャツをどのようなスタイルで着用するかによってもセレクトするアイテムに変化を持たせると、より快適にポロシャツを着こなせるかもしれません。
■Vネック
首元から胸あたりまでの襟ぐりがV字形をしたシャツです。
ポロシャツの基本的な着用スタイルは、第一ボタンを開けて胸元を見せるため、ポロシャツのインナーとしては、このVネックタイプが一番オススメです。
ボタンを外して首元を広めに見せるワイルドなスタイルを取り入れるときも、まるでインナーを着用していないかのように自然に着用することができます。
■Uネック
UネックはVネックとクルーネックの中間のようなデザインで、首元が比較的深くUの字に開いているインナーです。
第一ボタンを開けて胸元を見せる程度であれば、インナーを着用していることを意識させずに自然に見せることができます。
Vネックでは首元の汗がちょっと心配という方にはオススメのインナーです。
■クルーネック
Yシャツのインナーとしても定番で別名「丸首」とも呼ばれるオーソドックスなインナーです。
首元がやや詰まっているので、ポロシャツの前ボタンを開けると胸元からインナーが見えてしまうため、基本的にはポロシャツのインナーにはあまり適していません。
ただ、ポロシャツを第一ボタンまで留めて着用する場合や、ポロシャツの色と相性の良いカラーのインナーを選んで、あえて胸元から見せるスタイルを取り入れる際にはクルーネックのインナーを使用すると良いでしょう。
■カップつきインナー
女性が白ポロシャツを着用する際には、カップつきのキャミソールなどもオススメです。
白いポロシャツを女性が着用する場合、インナーだけでなくブラの肩ひもが見えてしまっていないかをチェックすることも大切です。
カップつきのキャミソールなら肩ひもが見える心配もありませんし、最近のカップつきインナーは胸の形が綺麗に出るように設計されています。ドライ素材のものも多いので汗をかく時期におすすめです。
ベージュ、濃いめの茶色、濃いめのピンクなどの透けにくいカラーバリエ―ションも豊富なので、このような色のインナーをチョイスすれば、インナー下に身に付けている、ブラなどの下着の色が透ける心配もなくなります。
まとめ
今まではインナーを着用する習慣がなかったという方も、このブログ記事を参考にしていただき、まずは一度インナーを取り入れたポロシャツスタイルに挑戦していただければ幸いです。
インナーを1枚着るだけで、今まで気づいていなかったポロシャツの魅力を新たに発見することができるかもしれません。