スウェット・パーカーのオススメ収納&保管方法をご紹介

春・秋・冬と年間を通しても活躍する機会が多いウェアとして高い人気を誇るスウェット&パーカー。
しっかりとした厚手の生地で暖かいけれど、かさばってしまうので、収納には苦労しているという方も多いのではないでしょうか。
今回はかさばりがちなスウェットやパーカーをスッキリ保管&収納するために役立つ、方法やたたみ方などをご紹介します。
スウェット・パーカーはたたんで収納すべき?ハンガーに掛けるべき?

スウェットやパーカーを収納・保管する際に、「折りたたんで収納するべきか」もしくは「ハンガーに掛けて収納するべきか」で悩まれる方は結構多いのではないでしょうか。
アパレルショップなどに足を運ぶと、パーカーやスウェットなどの商品がハンガーに掛けて陳列されていることもあります。
しかし、結論から申し上げますと、パーカーやスウェットはハンガーに掛けて収納・保管しないほうが良いです。
理由は長期間ハンガーにかけた状態にしておくと、生地が重力に耐えられず、肩の回りを中心に伸びてしまう場合があるからです。
アパレルショップでパーカーなどをハンガーに掛けて陳列しているのは、お客様が商品のデザインを把握しやすく、手に取りやすくて戻しやすいといった買い物のしやすさを最優先しているためです。また、パーカーやスウェットをハンガーに掛けて陳列する期間も長期間ではなく、ある一定期間に限定している場合が殆どです。
つまり、自宅などでオフシーズン中に長期間収納・保管する場合には、ハンガーに掛けておくよりも、たたんで収納する方がパーカーやスウェットを傷めずに長持ちさせるという観点から見ても断然オススメというわけです。
スウェット・パーカーのたたみ方
パーカー(フード付き)

パターンA(手順1):平面でパーカーのバック面を上にして広げます。

パターンA(手順2):左右の袖を中央で重なるように折りたたみます。

パターンA(手順3):フード部分の形を整えて、袖の上に重なるように折りたたみます。

パターンA(手順4):左側の辺がパーカーの中心部分くるように内側に向けて折たたみます。

パターンA(手順5):右側の辺も同様に、パーカーの中心部分くるように内側に向けて折たたみます。

パターンA(手順6):最後に縦に半分に折ればできあがりです。

パターンB(手順1):「パターンA(手順1~5)」を同様に行い、裾部分が右側にくるように配置します。

パターンB(手順2):裾部分側を「パターンB(手順1)」の写真の右の赤い縦線あたりを目安に、内側に向けて折ります。

パターンB(手順3):フード側の端部分を、裾の中に収納します。

パターンB(手順4):形を整えて収納すれば完成です。形が崩れにくいので旅行などに持ち運ぶ際にも便利です。
スウェット(フードなし)

手順1:スウェットの横幅が、約3分の1になるように左側を内側に向けて折る。

手順2:折った側の腕部分のみを左に折り戻します。

手順3:スウェットの右側も「手順1」と「手順2」に従い、内側に向けて折り、折った側の腕部分のみを右に折り戻します。

手順4:縦幅を約3分の1に折りたたんでいくイメージで、上の部分を下に向けて折ります。

手順5:下部分を上に向けて折重ねます。

手順6:左腕の部分の中心を包んでいくようなイメージで右に折ります。

手順7:折った左腕の先端部分を中心部分に空いている隙間に折り込みます。

手順8:「手順6」と同様に、右腕の部分も中心部分を包んでいくようなイメージで左に折ります。

手順9:「手順7」と同様に、折った右腕の先端部分を中心部分に空いている隙間に折り込みます。

手順10:形を整えれば完成です。コンパクトな正方形に近い形で、バラバラにもなりにくいので、タンス・クローゼット・棚にもスッキリと収納ができます。
やってはいけない!スウェットの収納・保管方法

お洗濯やクリーニングをしないで収納・保管する
お洗濯やクリーニングをせずに、スウェットやパーカーを収納・保管するのは絶対に避けるようにしましょう。
例え短時間の着用だとしても、皮脂や外気などによる目に見えない汚れは衣服に付着します。
このような汚れを放置して保管してしまうと、衣服の生地に汚れが浸透して、黄ばみやシミの原因となってしまうことがあるのです。
特に目立った汗をかきにくい秋や冬は、汚れを実感しにくく、うっかり洗濯やクリーニングをせずに収納や保管をしてしまいがちです。
しかし、実際は目に見えていないだけで、細かな皮脂汚れや、外気による汚れ、食事中の食べこぼしが少しずつ付着して、衣類に蓄積することで、後々に頑固な黄ばみやシミとなって姿を現すのです。
「1回着用しただけだし、汗もかいてないから大丈夫」などと思いこまずに、どんなに短時間でも、スウェットやパーカーを一度でも着用した後には、こまめにお洗濯やクリーニングをするように習慣づけることは、スウェットやパーカーを長持ちさせるためにはとても重要なポイントです。
防虫剤や消臭剤を使わずに収納・保管する
スウェットやパーカーを収納&保管する際に、防虫剤や消臭剤の使用は欠かせません。
特に、ウール・コットン・リネン・カシミヤなどの高級天然素材は、衣類害虫の被害を受けやすいと言われているので注意が必要です。
衣類害虫は、目に見えにくいので、気付かない間に衣服に付着し、繁殖して虫食いの穴を作ってしまいます。
せっかく作ったオリジナルのスウェットやパーカーを台無しにされないように、衣類を収納するクローゼットやタンスの中には必ず防虫剤を入れておくことがとても大切です。
また、クローゼットやタンスなどの密閉空間には、どうしても臭いがこもってしまうので、防虫剤とセットで消臭剤も入れておくことも強く推奨します。
尚、消臭剤には無香料と香り付きがあり、ご自宅の生活臭が気になるという方は、ほのかに香る程度の消臭芳香剤を使用するのがオススメです。
防虫剤や消臭剤は、各々の製品が指定する置き場所や置き方に従って正しく使用するようにしましょう。
除湿剤や乾燥剤を使わずに収納・保管する
クローゼットやタンスの中など、空気が循環せず、湿気が溜まりやすい密閉空間にスウェットやパーカーを収納する場合には必ず除湿剤や乾燥剤を使用するようにしましょう。
湿気が多い場所に衣服を長期間保管しておくと、カビや黄ばみの原因となってしまいます。特に日本の気候は夏場を中心に湿気の多い日が多く、衣服の品質を保った状態で長期間保管・収納をするためには、除湿剤や乾燥剤の使用は欠かすことができません。除湿剤や乾燥剤は、衣服の保管場所に必ず1つは入れると共に防虫剤や消臭剤も併せて使用すれば、スウェットやパーカーの保管&収納により適した環境を作ることができるのでオススメです。
尚、除湿剤や乾燥剤の設置場所は、スウェットやパーカーを保管する場所の角などの空気が滞りやすい場所に置くと効果的です。また、基本的なことですが、クローゼットやタンスのドアや引き出しを定期的に開けて空気の入れ替えも必ず行いましょう。
クリーニング後のビニール袋やカバーをつけたまま収納・保管する
クリーニングに出した後、自宅に持ち帰ったら、衣服に付いているビニール袋やカバーはすぐに取り外しましょう。
万が一、ご自宅にクリーニング後のビニールがついたままの衣類がある方はすぐに取り外すことを推奨します。
ビニールをつけておけば、ホコリ除けにもなって清潔感を保てると思う方もいらっしゃるかも知れません。実際にこの文章を書いている私もつい最近までそのように思っていました。
しかし、クリーニング後についてくるビニール袋やカバーは、保管用ではないため、実際にビニールをつけたまま保管すると、衣類とビニールの間の通気性が悪くなり、空気が循環せず、湿気を溜め込むことで、カビが発生したり、繁殖しやすい環境を作ってしまうだけではなく、湿った環境を好む衣類害虫による虫食いや衣服の変色の原因にもなり、かえって衣類を傷めてしまうことになるのです。特に保管期間が半年以上続く衣類には注意が必要です。
段ボールや紙袋に入れて収納・保管する
段ボールや紙袋は衣類との相性が悪いため、長期間の保管用には向いていません。
サイズも豊富な段ボールや紙袋は、価格も安くて、リメイクもできるので、保管用に向いているのではないかと思いがちですが、段ボールや紙袋の素材である紙は、吸水性や保水性が高く、箱の中の湿度が上がりやすくなるため、衣類害虫やカビが発生しやすい環境を作ってしまうのです。
段ボールや紙袋内には衣類害虫の卵が付着している場合があるので、衣類が収納されていると孵化したあとの衣類害虫の餌となり、衣類の虫食いが発生します。
特に、段ボール内は密閉ができず、十分な空間を確保できないため、防虫剤・消臭剤・除湿剤、乾燥剤などを取り入れたとしても効果を十分に発揮できないうえに、段ボール自体のニオイが衣服に移る場合もあるため、収納用ケースには向いていません。
引越しの際などに衣類を一時的に収納する分には問題ありませんが、長期間の保管・収納には向いていないということはしっかりと頭に入れておきましょう。
結論として、タンスや衣装ケースに衣類をキレイにたたんでしまうことが、衣類を保管・収納する環境として最適であるということが言えそうです。
直射日光(紫外線)や蛍光灯の光が当たる場所で収納・保管する
衣類は直射日光(紫外線)や蛍光灯の光が直接当たる場所に収納するのは避けましょう。
直射日光(紫外線)や蛍光灯の光が衣服に直接当たり続けると、生地に染み込んだ染料が化学反応を引き起こして変色してしまう場合があります。特に、日光の紫外線は直接衣服に当たり続けると、衣服の劣化が急速に進みます。
衣類の日焼けの影響の受けやすさは、素材によっても異なり、特にウール・カシミヤ・シルクなどの動物性タンパク質でできた天然素材は、光に弱く劣化しやすいので要注意です。
基本的に衣類は、一度色褪せして変色すると元には戻らないので、衣服を長期間保管&収納する際は、直射日光(紫外線)や蛍光灯の光が直接当たらず、湿気の少ない日陰や暗い場所を確保するように心掛けるようにしましょう。
衣類を雑にたたんで収納・保管する
衣服を雑にたたんで収納するのはNGです。
ヨレた状態のまま長期間保管してしまうと、圧がかかったしつこいシワができてしまい、着たいときに直ぐに着用できないというアクシデントも発生してしまいます。
特に綿・麻・レーヨンなどの素材で作られた衣類は、シワがつきやすいため、気を付けてたたんで収納することを推奨します。
尚、タンスや衣装ケースに畳んで収納する場合は、積み重ねて収納するというよりも、立てて並べていくというイメージで収納するほうが、必要なときに取りだしやすく、管理もしやすいのでオススメです。
ブックスタンドや仕切り板などもうまく活用すればパーカーやスウェットなどの厚手のトップスもシワやヨレを作らずにコンパクトに収納できます。
衣類をギュウギュウ詰めにして収納・保管する
衣類をギュウギュウに詰めて収納するのはNGです。
無理矢理に衣服を詰め込んで収納すると、衣服同士が圧迫され、しつこいシワや型崩れがおきる原因となります。
他にも、防虫剤・消臭剤・除湿剤・乾燥剤などを使用しても、成分が全体に行き渡りにくくなり、効果が落ちてしまえば、湿気が発生しやすくなって、カビや黄ばみ、衣類害虫の発生に繋が原因にもなります。
保管場所のスペースの使用率を8割程度に抑えれば、シワや型崩れも起きにくくなり、アイテムの取り出しや管理もしやすくなります。
収納スペースが常にギュウギュウで余裕がないという方は、思い切って断捨離をしてみるのも一つの手です。
つい勢いで衣服を買いすぎてしまったり、似たような服ばかり沢山あるという方も多いと思うので、ここ1年間で一度も着ていない服は思い切って手放してみると、収納スペースがスッキリと整理されるかもしれません。
衣類のサイズや形に合わないハンガーを使用して収納・保管する
そもそも、比較的重量が大きいスウェットやパーカーは、ハンガーに掛けて収納するよりも、折りたたんで収納する方が断然オススメなのですが、その中でも衣服のサイズや形に合っていないハンガーにかけて保管&収納するには絶対にNGです。
特に重量が大きいスウェットやパーカーを、サイズや形の合わないハンガーに掛けてしまうと重力がかかり、肩の部分が崩れてしまったり、伸びてしまう確率がかなり高くなり、2度と着用できなくなってしまうという最悪の結末を迎えてしまう可能性も大いに考えられます。
まとめ

スウェットやパーカーは、衣替えの際や普段の生活の中で、ちょっとした工夫をして保管&収納することで、寿命を格段に伸ばすことができます。
このページでご紹介したスウェット&パーカーのおすすめ保管・収納方法を試してもらうことで、皆さんのスウェット&パーカーが少しでも長持ちすることを願っています。
