シンプルで着回しの効く白Tシャツですが、透け感は選び方で大きく変わります。オンス(生地の重さ)による透けにくさの違いをはじめ、各商品の透け感比較を通して、最適なTシャツ選びのポイントを解説します。また、透けを防ぐ工夫や洗濯時の管理方法もあわせてご紹介。イベントや職場での使用に適した白Tシャツを選ぶために、この特集が参考になれば幸いです。
オンスによる白Tシャツの透け感を比較
白Tシャツの透け感は、Tシャツの厚さや素材によって変わります。
ここでは5つの人気商品を比較し、透け感や特徴を一覧表でわかりやすくまとめました。
自社イベントやユニフォーム用のTシャツ選びの参考にしてください。
【検証】ボーダーTシャツを重ね着
下記の表の「透け感確認」写真では、マネキンに白黒ボーダーTシャツを着せ、その上に白Tシャツを重ね着させました。
透け感一覧表
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無地単価 ¥445~(税込)透け感サイズ展開 120 / 130 / 140 / 150 / 160 / WM / WL / S / M / L / XL / XXL / XXXL / XXXXL / 5XL / 6XL
速乾性と通気性に加え、UVカット機能などもあるドライアスレチックTシャツです。
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無地単価 ¥660~ (税込)サイズ展開 90 / 100 / 110 / 120 / 130 / 140 / 150 / 160 / GM / GL / S / M / L / XL / XXL / XXXL
ユナイテッドアスレの代名詞とも言える、どんな人でもしっかり合わせられるスタンダードシルエットとダブルステッチリブで耐久性にも優れた、上質なTシャツです。
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無地単価 ¥883~ (税込)サイズ展開 S / M / L / XL / XXL
オープンエンド糸を採用した肉厚でシャリ感のある生地と、ステッチワークはあえて粗めにすることでクラシカルでざっくりとした風合いを持たせたヘビーウェイトTシャツです。
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無地単価 ¥1,378~ (税込)サイズ展開 M / L / XL / XXL
昨今、特にストリートシーンで人気の高いルーズシルエットながら、だらしなく見えない絶妙なサイズ感が特徴のTシャツです。
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無地単価 ¥1,378~ (税込)サイズ展開 M / L / XL / XXL
地球環境にやさしいエコなオーガニックコットン生地を使ったTシャツなので、地球や人間にとって、本当の意味での豊かな暮らしを改めて意識することができるTシャツです。
Tシャツの重量(oz.)と透け感の関係
- 低oz.(例:4oz以下): 薄手で軽やかな着心地のTシャツは、特に日差しの強い夏場に適していますが、透け感が気になる場合があります。通常、白や淡色の薄手の生地は、下着や肌が見えやすくなります。
- 中oz.(例:4oz〜6oz): 透け感が少し軽減されるため、日常使いに適しています。この範囲のTシャツは、カジュアルにもビジネスにも使えるバランスが取れた選択肢です。
- 高oz.(例:6oz以上): 厚手でしっかりとした生地のため、透け感が非常に少なくなります。シンプルなデザインで安心感があり、幅広いカジュアルシーンやアウトドア、イベントでの着用に最適です。
※ オンスとは、オンスは生地の厚さを計る目安になる単位で、数字が大きいほど生地が厚く、透けにくくなります。
1オンス = 約 28.35グラム
Tシャツ選びに役立つ「透け防止の工夫」
薄手のTシャツを選びたいけれど透けが気になる…そんな場合には、透け防止の工夫を取り入れると便利です。
- インナーの工夫: 肌に近いベージュのインナーや、肌の色に馴染むカラーのインナーを合わせると透け感が軽減されます。
- 重ね着スタイル: 薄手のTシャツにはシャツやカーディガンを重ね着すると、透け防止のほか、コーディネートの幅も広がります。
- プリントや刺繍: オリジナルデザインを入れることで、透けが気になる部分をカバーしながらデザイン性を高めることができます。
シルエットやフィット感で透け感を調整する
同じ生地でも、フィット感やシルエットによって透け感の見え方が変わります。シーンに合わせたシルエット選びで透け感をカバーすることも可能です。
- フィット感: 身体にフィットしすぎると、透け感が強調されやすいため、ややゆとりのあるサイズを選ぶと安心です。
- シルエット: ビジネスやフォーマルな場では、きれいめなシルエットのものを選ぶと、透けが目立たず安心して着用できます。
透け感に影響する洗濯・お手入方法
透け感に影響する洗濯
白Tシャツの清潔さと透明感を保つには、洗濯や乾燥の工夫が欠かせません。
ここでは、白Tシャツが透けにくくなるようなポイントをご紹介します。
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1. 長持ちする白Tシャツのお手入れ方法
白Tシャツは、他の衣類と一緒に洗うと摩耗して透けやすくなることがあります。洗濯ネットを使うと、生地の傷みを防げ、特に薄手のTシャツには効果的です。ネットは形崩れも防ぎ、長持ちさせる秘訣です。
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2. 柔軟剤を避けて繊維をキープ
柔軟剤を使うと繊維が柔らかくなり、透けやすさが増すことも。白Tシャツには、柔軟剤を避け、繊維を守る洗剤を使うと生地が長持ちしやすくなります。また、通気性も維持され、快適な着心地を保てます。
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3. 乾燥は低温または自然乾燥で
高温の乾燥機は白Tシャツの生地を傷めやすいため、低温での乾燥や自然乾燥をおすすめします。また、陰干しすることで、日光による色あせを防ぎ、白さを長く保てます。
透け感に影響する日常のお手入れ
シンプルな白Tシャツを良い状態で保つには、日々のケアが欠かせません。
以下の方法でTシャツの白さと質感を長く保ちましょう。
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1. 静電気ケアと繊維の密度維持
静電気は繊維を摩耗させ、透け感の増加に関与する可能性があります。特に乾燥した季節には、静電気防止スプレーや天然素材の静電気防止剤を使用し、生地を守りながらも透明感を軽減するケアが可能です。静電気対策を意識することで、繊維密度がしっかり保たれ、透け感が抑えられます。
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2. シワ取りも生地に配慮して
アイロンがけの際には、熱をかけすぎないように注意が必要です。低温でスチームを使うと、シワが取りやすく、繊維へのダメージを抑えられます。
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3. Tシャツ専用の保管方法
白Tシャツの保管にも工夫が必要です。通気性のある不織布バッグや、湿気調整シートを使った引き出し保管で、長期間の保存でも繊維が湿気やカビによる劣化を防げます。
白Tシャツの透け感比較まとめ
白Tシャツはシンプルで幅広く活躍するアイテムですが、その透け感には注意が必要です。
このページでは、オンスや厚みごとの透け感の違い、透け感を抑える工夫、そしてシルエットによる調整方法をご紹介しました。
用途に合った透けにくさの白Tシャツを選ぶためには、オンスによる厚みの違いを基準に、必要なシーンに合った着心地と見た目を重視することがポイントです。
また、洗濯やメンテナンスを工夫することで、清潔感を保ちながら、透けにくさを長持ちさせられます。
この特集が、理想の白Tシャツ選びにお役立ていただければ幸いです。
オンスごとの比較表と透け防止の工夫を参考に、イベントやビジネス、日常まで様々なシーンにぴったりの一枚を見つけてください。